まだまだ空気が冷たい日々です。
蕾のなかの産毛が蠢くような、ちいさな春を集めつつ、
田原あゆみさんが主宰される沖縄のShoka: さんでの企画展にこころが向っています。
CALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS at Shoka:
2022.3.5 Sat to 3.20 Sun
12:00-17:00
沖縄市比屋根6-13-6
会期中 火水定休
初日の3月5日は、小林も在廊予定です。
田原あゆみさんは、CALICOの展と、その後に控えていらっしゃるmon sakataさんの展を最後に、11年続けられた比屋根の店頭をクローズされる予定です。(オンラインとしてShoka :は残るそうです。)
このような大きな変化のときにこそ、彼女と海との間のみえない絆をおもいます。
凪がきても、嵐がきても、自分の舟を浮かべ、しっかり操縦していく意志を感じます。
大陸では憎悪が拡大し、世界中で疫病の不安も消えぬなかですが、ただ絶望に加担するのではなく、こういうときにこそそのようなこころの海に生きたいものです。
"人類への信頼を失ってはいけない。人類は海だ。海の水が数滴汚れていても、海が汚れるわけではない。”
マハトマ・ガンジー
海を超えて布が連れてくるさまざまな情景に思いを巡らせにいらしてください。