インドシルクの肌触り

新年あけましておめでとうございます。
今週に入り、一段と寒さが増しました。

 

保温・保湿にも優れ、乾燥する肌にも優しい、手織シルクの布が各種入荷いたしました。

 

インドのシルクは、大きく4種類あると言われます。ムガ種、タッサー種エリ種マルベリ種

 

そのうち、今回は、エリ種とマルベリ種のご紹介です。エリ種のエリシルク(写真下)は、北インド・アッサム地方の野蚕。ヒマシ油に使われるトウゴマの葉を食べて育ちます。黄味がかった鈍い光を放つ、滑りのある温かな素材が特徴です。ツルツルした光沢のあるマルベリ種とは違い、「貧者のシルク」とも言われていますが、その素朴で粗野な感じがなんとも味わい深いです。ホワイトとインディゴ染をご用意しています。

 

マルベリ種のマルベリシルクは、中国や日本にも生息する品種で、そのほとんどは養蚕されています。マルベリ=桑の葉を食べて育ちます。エリ種と同様に、黄味がかった鈍い光を放ち、その上品な光沢が人気のCALICOの定番生地です。今回は、人気のホワイトに加え、インディゴ染とグレー(アゾフリー染)をお作りしました。

 

そのほかにも、手織ノイルシルクや、手織シルクコットンも各種揃っています。いずれも、西ベンガル州で手織でお作りしています。

 

極寒の冬から春にかけて、是非インドシルクと共に移り変わる季節をお楽しみください。