

タミルナド州在来種カルンガニコットン( 1 × 1 )
※表示価格は10cmあたりのお値段であり、10cm単位でお求めいただくことができます。例えば、80cmをご購入される場合は個数は「8」を選択してください。
商品説明
KaskomのSwaminathan Vがタミルナド州の農民らと手がけている、在来種コットンのカルンガニコットン。CALICOでも、2020年からGaam no Otoloの一環としてご紹介をして参りました。
他のコットンとの大きな違いは、その油分の多さ。最初はなかなか吸水しないのですが、使ううちに馴染む風合いや原種コットンならではの逞しき艶やかさに虜になる方も増えています。
コットン原産国インドでも、その96%がすでに遺伝子組換えをしたアメリカ由来のコットンに切り替わっていますが、Swaminathanは、失われてしまったタミルナドの原種コットンとその可能性を研究し、農民の方々を説得し、取り組み続けてきました。
根が6フィート(約180cm)もあるため、降雨・地下水のみで育てることができ、特別な灌漑の設備や、農薬や肥料などの投資を必要としないため、小規模な農家でも生産を始めることができます。
コリアンダーやカロンジなどと混作することで生産のリスクも分散できる上、年に約3回収穫できることも分かってきました。
最初は半信半疑だったという農民の方々も、副収入になる上、自らの土地に元々あったコットンの栽培に関われることに喜びを見出しています。
今後も続けていけるかは、その需要次第というところです。
お色目は、無漂白のキナリです。少し、黒っぽい粒(綿実やカス)が混じります。短繊維なので、ベンガルのモスリンカディのような繊細な細番手を織ることはできませんが、そのやや粗めのざっくりした織りも原種コットンの魅力のひとつです。シャツ生地やハンカチなど幅広い用途にお使いいただけます。
サイズ
生地幅:約100-110cm
原材料
在来種オーガニックコットン
生産地
タミルナドゥ州
デザインのしくみ
職人や生産団体によるデザイン
Kascom
糸紡ぎ
アンバーチャルカによる手紡ぎ
織り
手機による平織
染め
無染、天然
お求めいただく前に
* こちらの商品は、店頭でも同時販売しておりますため、サイトよりご注文いただいた時点で稀に完売していることがございます。万が一、ご注文後に在庫がなかった場合にはご連絡させていただきますので、ご了承くださいませ。
* 複数本をお求めの際はなるべく同じお色目の反をお送りいたしますが、もしご希望に適わない場合は、送料お客様ご負担にて返品をお受けしております。ご相談ください。(裁断・加工後のご返品はお受けしておりませんので、予めご了承くださいませ。)
* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 手織りや手紡ぎの布の多くは村の小屋で作業をしており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。また、不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレや止むを得ない多少の汚れがある場合がございます。インドの布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 素材によっては使用時の摩擦により、ひきつれや毛羽立ちがおこることがございます。過度な摩擦や圧力は、生地破損の原因になりますのでお避けください。