Village Report vol.5

以前のVillage Report vol.5が手違いで消えてしまいました。

新たな内容で書き直しています。

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西ベンガル州州都コルカタから電車や車で村々をゆく。

2012年から年に数回、コロナ禍中を除いて欠かしたことはない。新しい織りの村を訪ねることはなく、ほぼ同じ村を巡回している。自ずと織り師の顔も馴染み深いものになってくる。

給与払いで独占的な仕事をするケースは稀で、織り師が誰の仕事をするかは自由だ。支払いがすごく高い訳ではなく、賃金の改定を申し出たことがあるが、外国人が価格を高く吊り上げることでマーケットが混乱すると嗜めらえた。

工数がかかる価値ある仕事を依頼することで、妥当な価格体系が生まれるだろうと伝統的なジャムダニの復元プロジェクトを進める契機ともなった。