先日は鹿児島レトロフトさんで開催のレトロフトオーナー/庭師の永井明弘さんとの対談にお越しいただきありがとうございました。
永井さんとの対談、主に、その庭園探訪のお話しより、ヨーロッパ世界とアラブ世界、インドと東アジア世界は、絶え間なく刺激し合い、その文化を交歓しあってきた素地があり、それが現代にもさまざまな形で残ること、
カシミールは、西側からはオリエントを象徴する憧れの地のひとつであり、そこに庭を造営することは、サライ(宿営所)のような実質的な意味だけでなく、天国を作るような想念的な遊びでもあったのかなとも想像しました。
ムガール時代の皇帝諸侯が、天蓋や陣幕、絨毯に、手描きや木版捺染で花々をあしらい、荒野から帰還し疲れた心を癒したかのように。
布に限らないトークイベントもまた楽しいものでした。デリー時代の若い友人なども駆けつけてくださり嬉しかったです。
お付き合いくださいました永井さん、企画くださいました松井さん、ありがとうございました!
CALICO : Travel Report 2025 in 鹿児島
at レトロフト presented by List :
(会期は終了いたしました。)
写真は永井明弘さんよりお借りいたしました。