ジャムダニについては、古典の良い柄を集め、スキルのある織り師に継続的に織っていただいている。
現地の方と良い柄を見つけては「作ろう」と、毎年少しずつ柄を増やしてきた。
若い織り師でジャムダニに挑戦する人は多くない。
多くは、村の外に仕事を求め、殘る者も、父親の仕事を紹介するマーケターになるか、織り師になってもジャガード機を手がけることが多い。
ジャガードの機。
織りの村の風景。チャルカはよく「手紡ぎに使う糸車」と紹介されているが、ベンガルでこうしたシングルチャルカの手紡ぎは極めて稀で、多くはアンバーチャルカを使う。シングルチャルカは、緯糸の準備に使うことが多い。
(2022年)