企画展のお知らせ 1月

新年を迎え、一段と寒さが増しました。

今年のお正月は旅の仲間でもあるインドの友人が来てくれて、日本の西方(インド)と大陸の東方(日本)を互いに褒め讃え合う、良き幕開けとなりました。彼女にとって日本の冬は思いの外寒かったようですが、インドでも寒い土地によく行っているので大丈夫だとおっしゃってました。

そう、インドといえば、暑い国のイメージですが、意外に寒冷な土地も多いのです。

ヒマラヤはいわずもがな、西インドや北インド、北東州でも、冬の夜はなかなか堪えます。

大理石の床や隙間だらけの窓。アクリルの毛布。バケツ一杯分だけでも出たら嬉しいお湯。暖房はあってもあまり効かず、毛布を丸っと被り、自分の息で温暖化して、暖かいうちに眠る…という技に慣れてしまい、インドの旅で昭和の頃のような「冬」の感覚を取り戻したという方も多いのではないでしょうか。

私の場合は、どこに行っても、自宅でも、手織ローカルシープウールの大判ショールが頼りになりました。幾冬も、それを毛布代わりに使ってきました。

冬のアウターも、この9年ほどはShamji氏に手がけていただいた手織ローカルシープウール布を使ったジャケット群に身を委ねています。防寒着というには頼りなく、どちらかというと作業着や野良着のようなものかもしれませんが、中にしっかり着込んでいれば、多くの日は十分と思える温かさです。寒い日はその上からショールをマントのように羽織ります。

本当に必要な際は、その上か下に着用する機能性のダウンジャケットを買おう、と何年かは思っていましたが、これまでその機会はなく、急激な寒冷化をしない限りはこのまま過ごしていけそうです。

何を食べるのかと同じように、何を着るのかも、頭ではなく、自然に手が伸びることで体が答えを出すのだと常々思っています。そして、何を食べるのかと同じように、何を着るのかで、また心や体が作られていく。もちろん、ときには、自分の理性に反抗的なこともありますし、怠惰なこともあります。

そうやって、無の自分、正直な自分が何を手にするか、を観察し、自分の現在地を知るのが面白いと近頃思います。

また、1月末には、福岡工藝風向さんで布(Cloth)の展示と共に、店主で機関誌「民藝」の編集長でもある高木崇雄さんとお話し会を予定しています。詳しくはまたご案内させていただきます。

1月の企画展のお知らせです。

”Feeling Wooly” 

at 招山(鎌倉)1.10 Sat - 1.18 Sun 開催中

1.10 Sat. 小林 在廊


“CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを廻る旅”

at OUTBOUND(吉祥寺, 東京)1.16 Fri - 2.1 Sun

1.16 Fri. 小林 在廊


“CALICO インドの大きな手仕事布”

工藝風向(福岡)1.23. Fri - 2.1 Sun

1.23 Fri. 小林 在廊 1.24 Sat 14時よりお話し会*

・参加費千円(飲み物付き)|予約優先|1/21までにお名前・ご連絡先・ご人数を記入の上、foucault.kogei@icloud.comまでお申し込みください

本年も各地でみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

 

Juhi Pandey氏

MIUCHIさんにてテクラさんと(2025年)

奈良のCALICO:the BHAVANにて(2025年)

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