モスリンD CAF702 WH

330円(税込)

購入数
* 表示価格は10cmあたりです。最小50cmから、10cm単位でお求めいただくことができます。購入数5個以上をお求めください。(1個=10cm)


商品説明
古来ベンガルの地で織られ、世界中の人々を魅了してきた極細番手のベンガル綿布をモスリンといいます。現在のバングラデシュのダッカ地方が主産地として知られてきました。しかし、モスリンに欠かせない長繊維の原種がほぼ絶えており(博物館に残るのみ)、その生育地であった沿岸部が長年の侵食によって失われ、極細番手を織ったことのない職人が大半の今日、当時と同じ仕様のものを復元するのはかなり難しいとされています。(試験的な再現は行われています)一方でインドの西ベンガル州では、100カウント以上の手織りコットンを現代のモスリンと称して奨励しようという動きが盛んです。また、500カウントといった極細番手に挑戦する職人さんも僅かながら現存します。

モスリンDは、そうした動きの中で開発され、経糸緯糸ともに約300カウント*のアンバーチャルカ糸で織り上げられた薄手のカディコットン。肌触りは柔らかく、うっすらと光を通し、細番手のカディの中でもひときわ繊細な印象です。

多くのインド国内市場では、緯糸のみ手紡ぎのもの、あるいはヴィレッジミルと呼ばれる力織機で織られているものもカディとされることがありますが、CALICOのカディは原則「縦緯手紡ぎ(縦糸も緯糸も手紡ぎ)」です。

* カウントとは、1kgからとれるhank(糸束)数のこと。1hankで約1000m分の糸がとれます。数が大きければ糸は細く、小さければ太くなります。


Size | サイズ
生地幅:約110cm


Materials | 原材料
Cotton | コットン 100%

Region of production | 生産地
West Bengal | 西ベンガル州

System of design | デザインのしくみ
By craftpersons | 職人や生産団体によるデザイン

Spinning | 糸紡ぎ
Hand spinning with ambar charka | アンバーチャルカによる手紡ぎ

Weaving | 織り
Plain weaving by hand | 手機による平織

Dye | 染め
Undyed-Bleached | 無染、漂白


お求めいただく前に
* こちらの商品は、店頭でも同時販売しておりますため、サイトよりご注文いただいた時点で稀に完売していることがございます。万が一、ご注文後に在庫がなかった場合にはご連絡させていただきますので、ご了承くださいませ。
* 複数本をお求めの際はなるべく同じお色目の反をお送りいたしますが、もしご希望に適わない場合は、送料お客様ご負担にて返品をお受けしております。ご相談ください。(裁断・加工後のご返品はお受けしておりませんので、予めご了承くださいませ。)
* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。また、不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 素材によっては使用時の摩擦により、ひきつれや毛羽立ちがおこることがございます。過度な摩擦や圧力は、生地破損の原因になりますのでお避けください。