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生産国:インド
素材:
A-D, F-H, J,K:経糸コットン緯糸タッサーシルク(天然染料)
E:経糸コットン緯糸カラコットン(原種コットン)
I : コットン
<サイズ(cm)>
約50 x 約200
長年伝統織の復興と、職人の新しい地平を拡げることに力を注いできたDayalal Atmaram Kudecha氏(以下Dayalbhai)。Kala Raksha Vidhyalayaでデザインのコースを修了し、数々のアワードを受賞してきた彼のデザイン性に富む織りは、今日のBhujodi Weavingの最高峰のひとつとされている。
私が彼にはじめて会ったのは、意外なことにムンバイの町の中であった。今から3年前の夏のことである。カッチに向かおうとしたところ、Sufiyan Ismail Khatri氏(以下Sufiyan)が、その日はカッチにおらず、アメリカ・サンタフェのクラフトフェスティバルに向かうメンバーと共にムンバイにいるという。
ムンバイで彼らに合流し、そこではじめて「カッチの布展」の企画・構想を話させていただいた。やがて、Naturai Dye(ナチュラルダイ・天然染料)の話がはじまった。だんだん私は言葉がわからなく、ついていけなくなった。Naturalという英語と、いくつかの知っている言葉だけが耳に入ってくる。いつの間にか流行りのNatural Icecream(ナチュラルアイスクリーム)のお店の話題になっていることに気がついた。ムンバイに着いたら絶対に行きたいと、カッチを出発するときから盛り上がっていたらしい。インドを代表する職人たちなのに、まるで修学旅行のようなムードで思わず吹き出してしまった。
Dayalbhaiは日本に来たいと言ってくれた。最終的に、BhujodiからはShamji Vankars氏が参加することになったが、その後、彼の工房を訪れたときに見せていただいた、上品で素晴らしい織物にすっかり魅せられてしまった。
彼の作品も日本の方々に見て欲しいと、NGO Khamirに掛け合い、選ばせていただいた作品をカッチの布展に持ってきてもらった。彼の作品は人気を博し、早いうちに完売してしまった。
彼の作品は、緯糸を染めて、織りあがった後にカスリのような模様が浮き上がるのが特徴だ。湖面のような静かな気配が漂う。これも、Bhujodiの伝統的な技法だというが、彼の作品のように美しいものはあまり見ることがない。近年では、少しずつカラコットンや天然染料の利用もはじめた。
「四枚綜絖のシャトル機を使って織っている。糸は自分で染めるが、妻も母も経糸や緯糸の準備を手伝ってくれる。織る前に糸を糊付けし、クロリ(地元の植物で作った大きな櫛のようなもの)でまっすぐに整経する。手でひとつひとつ緯糸を指して、模様を織り込んでいく。伝統的に、女性の仕事ではないのだが、うちでは妻も息子も織っている。」とDayalbhai。
インドでもなかなか見かけることがない希少な彼らの作品を是非ご覧ください。
・こちらは、2020年7月9日にSNSサイトGaam no Otlo Projectでご紹介の商品です。
* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 濃い色目の布は色落ち・色移りすることがございます。他の衣類と分けてお洗いください。また、白い衣料品と合わせるときはご注意ください。
* 長くご愛用いただくため、手洗いを推奨しております。洗濯機をご利用の場合、洗濯ネットを使用してください。
生産国:インド
素材:
A-D, F-H, J,K:経糸コットン緯糸タッサーシルク(天然染料)
E:経糸コットン緯糸カラコットン(原種コットン)
I : コットン
<サイズ(cm)>
約50 x 約200
長年伝統織の復興と、職人の新しい地平を拡げることに力を注いできたDayalal Atmaram Kudecha氏(以下Dayalbhai)。Kala Raksha Vidhyalayaでデザインのコースを修了し、数々のアワードを受賞してきた彼のデザイン性に富む織りは、今日のBhujodi Weavingの最高峰のひとつとされている。
私が彼にはじめて会ったのは、意外なことにムンバイの町の中であった。今から3年前の夏のことである。カッチに向かおうとしたところ、Sufiyan Ismail Khatri氏(以下Sufiyan)が、その日はカッチにおらず、アメリカ・サンタフェのクラフトフェスティバルに向かうメンバーと共にムンバイにいるという。
ムンバイで彼らに合流し、そこではじめて「カッチの布展」の企画・構想を話させていただいた。やがて、Naturai Dye(ナチュラルダイ・天然染料)の話がはじまった。だんだん私は言葉がわからなく、ついていけなくなった。Naturalという英語と、いくつかの知っている言葉だけが耳に入ってくる。いつの間にか流行りのNatural Icecream(ナチュラルアイスクリーム)のお店の話題になっていることに気がついた。ムンバイに着いたら絶対に行きたいと、カッチを出発するときから盛り上がっていたらしい。インドを代表する職人たちなのに、まるで修学旅行のようなムードで思わず吹き出してしまった。
Dayalbhaiは日本に来たいと言ってくれた。最終的に、BhujodiからはShamji Vankars氏が参加することになったが、その後、彼の工房を訪れたときに見せていただいた、上品で素晴らしい織物にすっかり魅せられてしまった。
彼の作品も日本の方々に見て欲しいと、NGO Khamirに掛け合い、選ばせていただいた作品をカッチの布展に持ってきてもらった。彼の作品は人気を博し、早いうちに完売してしまった。
彼の作品は、緯糸を染めて、織りあがった後にカスリのような模様が浮き上がるのが特徴だ。湖面のような静かな気配が漂う。これも、Bhujodiの伝統的な技法だというが、彼の作品のように美しいものはあまり見ることがない。近年では、少しずつカラコットンや天然染料の利用もはじめた。
「四枚綜絖のシャトル機を使って織っている。糸は自分で染めるが、妻も母も経糸や緯糸の準備を手伝ってくれる。織る前に糸を糊付けし、クロリ(地元の植物で作った大きな櫛のようなもの)でまっすぐに整経する。手でひとつひとつ緯糸を指して、模様を織り込んでいく。伝統的に、女性の仕事ではないのだが、うちでは妻も息子も織っている。」とDayalbhai。
インドでもなかなか見かけることがない希少な彼らの作品を是非ご覧ください。
・こちらは、2020年7月9日にSNSサイトGaam no Otlo Projectでご紹介の商品です。
* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 濃い色目の布は色落ち・色移りすることがございます。他の衣類と分けてお洗いください。また、白い衣料品と合わせるときはご注意ください。
* 長くご愛用いただくため、手洗いを推奨しております。洗濯機をご利用の場合、洗濯ネットを使用してください。