シングルチャルカ カラコットンカディ /1mあたり CAF101WH

3,200円(税込)

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* 表示価格は1mあたりです。1mからご購入いただけます。

素材:コットン 100%
生産国:インド
横幅:100-110cm

カラコットンは、不均一な縮みが入った独特のテクスチャーとなっています。
触り心地は、CALICOが通常扱うベンガルのカディなどに比べると、ゴワゴワしていますが、その粗野な感じがかえって新鮮で、古の時代のコットンの風情があります。

そのなかでも、こちらのシングルチャルカのカディは、また特別なものです。

インド全土で、チャルカといえば、ほとんどがアンバーチャルカ(生産性の高いチャルカ)に切り替わってしまった今、シングルチャルカによる糸紡ぎは、ほぼ自家用か、はたまた、学校で瞑想しながら回すようなシンボリックなイメージでしかありませんでした。

Khamirが、シングルチャルカのカディも作れるようになったと聞いたときも、半信半疑でした。果たして誰がそんなに効率の悪い仕事を引き受けてくれるのだろうかと。

その答えをもっていたのは、ヴァンカル(メグワール・マールワーラコミュニティの織り師)の女性たちでした。彼女たちは、元来織りの仕事はしません。織り師である夫や、父親や息子のために、ラバーリーの羊の毛をモバイルチャルカで紡ぐことを常としてきました。(現在では、織る女性もでてきています)

現地の羊の毛も、カラコットンに負けず劣らず短く、紡ぐのは容易ではありません。そのなかでも、上手なひとと上手でないひとがいて、上手なひとは一層技に磨きをかけ、スピードも早くなるということでした。

アンバーチャルカの15%くらいしか生産効率はありませんが、お金よりも腕を試される、そこに面白みを見出す女性たちが後を立ちません。

そんなシングルチャルカで紡いだ、存在感たっぷりのカラコットンカディの生地。
糸の太さは、10〜14カウント、つまり、揺らぎや個体差が大きいです。
その代え難い、質感を是非お試しください。

<※ カラコットンについて>
グジャラート州カッチの東部地域で、古代より栽培されてきたとされるカラコットン。現地の言葉やヒンディー語で、カーラー(黒)の意味の通り、品種改良・漂白されたものに比べると、キナリ色の強い品種改良されていない在来種のコットンです。(綿実やカスの黒い粒々が混じった状態のことを指すともいわれます。)

インドの綿花生産の起源は、古く、紀元前3000年以上前に遡るとされています。植民地時代に、工業生産用に利用しやすい改良種が入り、戦後の農業改革(グリーンレボリューション)を経て、近年では、アメリカ由来のBTコットン(通称ハイブリッド・コットン)と言われる、遺伝子組み換えされた種がインドの全生産の96%を占めると言われています。

在来種に比べて収穫率・収益率が高い一方、種の価格が極めて高く、また、農薬や肥料、除草剤などの費用も必要となるため、個人農家はその投資についていくことができずに脱落するケースが後を断ちません。また、農薬による土壌汚染や健康被害の問題なども少なくありません。

カッチでは、2001年の地震を経て、大きな産業化の波が押し寄せ、1990年代から2000年にかけて、織り師人口も急速に減少しました。そもそもが各家庭で行われてきた小さな仕事だったのですが、産業規模全体が小さくなったため、工業生産のバリューチェーンから原材料である綿花や糸を調達することが一層難しくなり、なんとか現地で小さな規模で原材料を調達する必要がでてきました。そのときに必然的に注目されたのがカラコットンでした。

カラコットンは、降雨水のみで育つ上、病気や害虫にも耐性が高く、農家の方が少ない投資で栽培できます。痩せ細る土地に弾力を与え、蘇らせる効果もあります。短繊維なので、ベンガルのモスリンカディのような繊細な細番手を織ることはできませんが、そのやや粗めのざっくりした織りもカラコットンの魅力のひとつです。

* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 天然染料や伝統的な染料(合成染料含む)を用い、伝統的な手法で染めております。ご使用を重ねる毎に、色が褪めて、味わいが出てまいります。
* 濃い色目の布は色落ち・色移りすることがございます。他の衣類と分けてお洗いください。また、白い衣料品と合わせるときはご注意ください。
* 長くご愛用いただくため、手洗いを推奨しております。洗濯機をご利用の場合、洗濯ネットを使用してください。