0010 Kala Cotton Yardage from Kutch カッチのカラコットン生地 GAM0010

2,200円(税込)〜2,600円(税込)

* カラーまたはサイズにより価格が異なります。

【予約商品】ウィンドウチェック
インディゴ2,500円(税込)
在庫なし
キナリ
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* 表示価格は1mあたりです。

素材:コットン 100%
生産国:インド
横幅:約110cm

カッチの織りの世界。

コミュニティ同士の素朴な役務交換の世界から始まり、デザインや素材の進化により、現代社会でも人々がその仕事で食べていくことができるようになった「生きた伝統」の先駆的事例でもある。

カッチの織りの世界については、このGaam no Otlo Project(ガームノオトロ・プロジェクト)で、繰り返しご紹介していくことになると思う。度々話が重複することもあると思うが、ご容赦願いたい。

インドに住み出した当初は、カッチのことをアンティークの布に溢れたツーリストが行くところ、と勝手に思い込み、生きた織りの世界があることをあまり意識せずにいた。2010年ごろから、時折デリーのメーラー(市場)でオーガニックコットン(今思えば、カッチ原種のカラコットンであった)を売っているのを見かけ、興味を募らせていった。

今思えば、デリーのメーラーで初めてカラコットンのアイテムを見せてくれ、カッチの織りの世界へ誘ってくれたその人は、BhujodiのShamji Vankarsだったのかと思う。私は定かではないが、本人がそう言っている。

NGOのKhamirは、KVIC(繊維省下のカディの団体)が、自立心の高い職人が多いグジャラートでの活動支援を緩やかに縮小していくなかで、Shamjiたちファミリーのように、自ら様々なデザインや素材・染めの開発まで手がけ、商売するほどまでに独立しきれない織り師を巻き込む形で、その活動を拡げていった。

Khamirは、カラコットンの生産者のサポートをはじめた2012年頃から、織り師にカラコットンの織りを委託するようになった。

織り師たちは、カラコットンを使う前は、元来織ってきたローカルシープウールに代替するアクリルやメリノウールを扱ってきた。それらに比べると、カラコットンは紡績であっても糸が切れやすく、ネップもすさまじく、難色を示す織り師も多かったという。やがて、チックピー(豆)の粉や米の糊で煮て、糸を整えて織るなどの工夫を重ね、徐々に生産が拡大していった。

カッチにいる約350名の織り師のうち、今日、約60名がKhamirの仕事から請負い働いている。写真は、2019年に、KhamirのAzizらと共に、カラコットンの手紡ぎと織りの村を訪れたときのもの。

また、Khamirは、アンバーチャルカだけでなく、シングルチャルカのカディの生産にも着手している。背景として、湿度が極めて高いベンガルと違い、また、短繊維のカラコットンはアンバーチャルカによる手紡ぎが非常に難しい。むしろ最近までウールをスピンドルやシングルチャルカで手紡ぎしてきた土地ゆえ、シングルチャルカの方が取り組みやすいかもしれない、ということがわかってきたのだ。本格的な商用化・オーダー生産は準備中だが、これからが楽しみである。

Khamirが手がける20カウント カラコットン 緯糸手紡ぎのカディ生地 のご予約を受け付けます。
・ウィンドウチェック(インディゴxホワイト)
・インディゴ 
・キナリ 

・こちらは、2020年5月28日にSNSサイトGaam no Otlo Projectでご紹介の商品です。(輸送料等の高騰により、ご紹介の当初より価格が高くなっております。ご了承ください。)
・緯糸のみアンバーチャルカによる手紡ぎ(経糸は紡績糸)・手織りです。
・不均一に捻りがかかっているため、ところどころクレープ状になっています。
・ソフトな薄手の生地ですが、織りは緩く、糸は太めです。モスリンのような高い密度はありません。(CALICOのうっすらカディの約5倍の糸の太さとなります。)
・ストールやシャツ、羽織り、ギャザーの多いものに向いています。
・CALICOでも、こちらの生地でストールや羽織りをお作りしています。(写真7枚目)
・ひとつひとつ色味が多少異なることがございます。ご了承ください。
・現在日本に在庫がなくプレオーダー(事前予約)のみとなります。
・ロックダウン(封鎖)の最中も、家と同じ敷地内にある工房でできるお仕事ですが、材料の調達などに制約があるため、お届けまでにお時間がかかりますことご了承ください。

photo by Yayoi Arimoto (page 2, 5 & 6)